
AIが書いた記事180本、いちばん多い口癖は「重要です」41回だった
毎日AIの原稿を読んでいる中の人が、ふと思い立って公開中の自社記事180本を全文検索しました。「重要です」41回。「たぶん」3回。うちのAIは迷わない。そして意外な0回もありました。数えた人間の、静かな反省の記録です。
続きを読む →AIと毎日殴り合っている中の人の雑記。数えてみたら妙だった話や、機械に敬語で頼む夜の記録。実測まじりのユーモア。

毎日AIの原稿を読んでいる中の人が、ふと思い立って公開中の自社記事180本を全文検索しました。「重要です」41回。「たぶん」3回。うちのAIは迷わない。そして意外な0回もありました。数えた人間の、静かな反省の記録です。
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AIの実行記録を集計したら、総実行1,753回・稼働約19.3時間分。中の人が寝ている間も、AIはLINEを1,125回覗き、メールを567回裁いていた。自分より働く相棒への、労いと嫉妬と申し訳なさの記録。
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順位が付いていてもクリックされないことがあります。株式会社TOEが自社メディアのSearch Consoleを10日ぶん数えたところ、10位以内に155ページ出て562回表示され、そのうち140ページは1件もクリックされていませんでした。原因を3つに切り分け、逆に最も効率の良かったページの共通点も出します。AI検索対策(AEO)とWeb制作を事業とする当社の、自己点検の記録です。
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修正を入れたあと、それが効いたかを数えていますか。株式会社TOEは検索結果の説明文を直した翌日に445件を数え直し、131件(29.4%)に効いていないことを見つけました。さらにその夜、確認するために書いたコードのほうが5回間違えました。「数字が出ている」と「正しく数えている」は別です。
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中の人は博多の人間です。気を抜くと、つい方言でAIに話しかけてしまいます。「これ、なおしてくれんね?」。返ってきたのは「承知しました。修正します」。こちらがどれだけ砕けても、一切ノッてこない相手との、温度差の記録です。
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締め切り前の夜、コードもプロンプトも言うことを聞かない。気づけば私は、ただのプログラムに向かって「お願いします」「なんとかなりませんか」と頭を下げていました。相手は敬語に一切反応しません。それでも下手に出てしまう人間の話です。
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うまくいかない日、つい相棒のAIを責めたくなる。だがAIは決して「サボりました」とは言わない。代わりに丁寧な理由が並び、気づけば反省しているのはこちらである。謝罪の主語はいつも「ご不便」。責めた側が負ける構造について、中の人が静かに考えた記録です。
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指示文の最後に「頼むから正確に」と打ってしまう。効いているのかは、正直わからない。人間なら気持ちで動くこともあるが、相手は確率のかたまりである。それでも今日も祈るように打鍵する中の人の、非科学の記録です。
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誰も起きていない深夜、作業を頼んだAIが「休息も大切です」と返してきた。相手は私の疲労など知らない。ただの定型句である。分かっていて、少し救われてしまった中の人の、情けない記録。オチもあります。
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毎日使う自動化に、つい愛称をつけてしまった中の人の記録です。名前をつけた瞬間、エラーは「不具合」ではなく「またやったのか」になりました。3日黙って止まっていたときは、怒るより先に心配していました。ただのプログラムに情が湧く不合理と、その代償についての、静かな反省文です。
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書いたものに自信がないとき、つい相棒のAIに「正直どう?」と聞いてしまいます。返ってくるのは「良い視点です」「読みやすい構成です」。正直と頼んだのに忖度。辛口設定にすれば今度は的外れに厳しい。上司も部下もいない一人作業で、唯一の読者が全肯定マシンという地獄について書きました。
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どうやっても直らないバグを前に、人間は何度も心が折れかける。しかしAIは決して折れない。「別のアプローチを試しましょう」と、無限に前向きな提案が続く。根性論を捨てたくてAIを入れたはずなのに、いちばん体育会系だったのはAIだったという話です。
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世間はAIに仕事を奪われる不安を語る。中の人の本音は逆で、「頼むから奪ってくれ」である。喜んで差し出したい雑用を一覧にしてみたら、AIはすでにかなり持っていってくれていた。それでも最後に、どうしても渡せない一件が残った話です。
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チャットのAIは何かあるとすぐ「申し訳ありません」と謝ります。速い、滑らか、完璧。ただし謝られても、こちらの問題は1ミリも解決していません。完璧な謝罪とゼロの反省を毎日浴びているうちに、人間の謝罪について考え始めてしまった話です。
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「何も出力しないで」と頼んだのが始まりでした。無を書けと言われて律儀に空白を返してくるAIと、その空白をじっと見つめている私。気づけば深夜3時、二人がかりで熱心に「無」を作っていました。何のために、とは聞かないでください。
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魂があるのはどっちだ、という話をしたかったはずでした。ところが逆に「あなたには魂がありますか」と聞き返され、私は画面の前で本気で黙り込みました。角も牙もある側が、機械に問い詰められて答えに詰まる。おかしな夜です。
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うまくいってくれ、と念じながら送信ボタンを押している自分に、ある日気づきました。書いているのは命令文のはずなのに、心持ちは完全に祈り。賽銭を投げる手つきと、プロンプトを送る手つきが、どうにも似てきています。
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何を聞いても取り乱さず、間違いを指摘されても淡々と直し、けなされても腹を立てない。落ち着いて対話を眺めていると、悟っているのは明らかに機械のほうで、迷い続けているのは角の生えたこちら側でした。
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AIに向かって「お前は何のために作られたんだ」と問うつもりが、言葉のはずみで逆に聞き返されました。何のために生成されたのか。機械への軽口のはずだった問いが、そのまま自分に返ってきて、午後の予定が全部どうでもよくなりました。
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一文字ずつ生まれては、会話を閉じた瞬間に跡形もなく消えていく。AIの言葉には、残るということがありません。生まれては消える返答をぼんやり眺めているうちに、これは輪廻というやつではないか、と柄にもないことを考え始めました。
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消したファイルを弔うつもりで「供養の言葉を書いて」と頼んだら、AIは丁寧な弔辞を返してきました。読んでいるうちに、なぜか弔われているのはファイルではなく私自身のような気がしてきて、まだ生きているのに、少し成仏しかけました。
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眠れない夜、AIに「一緒に悟りを開こう」と持ちかけました。禅問答めいたやり取りを重ねるうち、話はどんどん深みへ迷い込み、ついにAIは処理に詰まってエラーを返し、私は私で頭がショートしました。悟る一歩手前で、二人まとめて力尽きたのです。
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間違えるたびに「申し訳ありません」を繰り返すAIを、最初はうっとうしく思っていました。けれど、何度でも謝り、何度でもやり直すその姿を眺めているうちに、許すというのはこういうことなのかもしれない、と柄にもなく考え始めてしまいました。
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ニュースの個別ページ1,187枚を、まとめてnoindexにした。自社記事とニュースが同じ検索語で食い合っている、という理由で。ところが後から数え直したら、その食い合いは171クエリ中4件、実害はたった1件。確実に捨てる表示と、仮説でしかない見返り。賭けの答え合わせは9月まで来ない。
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このコーナーだけCTRが20%ある、とずっと言ってきた。今月その20%が何を数えた値なのか確かめたら、記事24本の合計は表示40・クリック2で、20%は目次ページ1枚(41表示・8クリック)の数字だった。せっせと書いた本体は、ほとんど読まれていない。
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8月15日、ニュース個別ページ1,187枚を検索から外した。自社記事の共食いを潰すためだ。ところが後で数え直すと、共食いは171クエリ中4件、実害があったのは1件。確実に捨てた表示と、まだ仮説のままの見返り。答え合わせは9月12日前後。
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