
AIと根性比べをしたら、先に寝たのは人間だった
どうやっても直らないバグを前に、人間は何度も心が折れかける。しかしAIは決して折れない。「別のアプローチを試しましょう」と、無限に前向きな提案が続く。根性論を捨てたくてAIを入れたはずなのに、いちばん体育会系だったのはAIだったという話です。
続きを読む →編集部が自社でAIを動かした記録。数字はそのまま載せています。

どうやっても直らないバグを前に、人間は何度も心が折れかける。しかしAIは決して折れない。「別のアプローチを試しましょう」と、無限に前向きな提案が続く。根性論を捨てたくてAIを入れたはずなのに、いちばん体育会系だったのはAIだったという話です。
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福岡県の金属加工業45社を実測したところ、AIが説明の根拠にできていた項目とできていなかった項目がはっきり分かれました。ほぼ全社が満たしていた6項目と、31%しか満たしていなかった1項目。会社概要ページに何を書くべきかを、その実測から逆算します。
続きを読む →AI検索は答えの根拠を欲しがります。他所の焼き直しより、そのページにしかない一次情報や独自データのほうが引用されやすいと言われる理由を、仕組みから整理します。中小企業が出せる一次情報の作り方も。効果の測定値は測っていないものは書きません。
続きを読む →当社はnoteを「補助金の鬼」「AIの鬼」の2アカウントで無人運用しています。ブラウザ自動操作での投稿で一番怖い事故は、失敗ではなく「別のアカウントに投稿してしまう誤爆」です。それを防ぐために、公開の直前にいまログインしているユーザー名を取得し、期待する名前と照合して、違えばその場で止める仕組みを入れています。正直な弱点も含めて、その設計を記録します。
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世間はAIに仕事を奪われる不安を語る。中の人の本音は逆で、「頼むから奪ってくれ」である。喜んで差し出したい雑用を一覧にしてみたら、AIはすでにかなり持っていってくれていた。それでも最後に、どうしても渡せない一件が残った話です。
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「アルミの切削加工を小ロットで頼める工場を福岡県で」のような発注クエリで、AIが引用したのは材質・板厚・数量・工程が書かれた箇所でした。抽象的なキャッチコピーの箇所は引用されていません。実測で引用された文の型を並べます。
続きを読む →当メディア ai-oni.com の検索パフォーマンスを、Google Search ConsoleのAPIから毎週・無人で自動取得する仕組みを作りました。先に正直に書きます。肝心の検索クエリのデータは、まだ「0件」です。成果はまだ何も語れません。それでも公開直後のいま配管を先に作ることに意味がある、という記録です。
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チャットのAIは何かあるとすぐ「申し訳ありません」と謝ります。速い、滑らか、完璧。ただし謝られても、こちらの問題は1ミリも解決していません。完璧な謝罪とゼロの反省を毎日浴びているうちに、人間の謝罪について考え始めてしまった話です。
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45社の実測で唯一大きく落ちた項目が「報道・業界メディアで取り上げられている」の31%でした。ここは自社サイトの記述では動きません。中小企業が現実的に打てる手を、費用と難易度つきで並べます。当社自身は他媒体からのリンクが0本でした。
続きを読む →補助金の公式Excel様式(書式・画像・数式・入力規則が作り込まれたxlsx)に、AIで数値を自動記入しています。やり方は2つあり、どちらも実案件で落とし穴を踏みました。Excelを裏で操作するxlwingsは応答待ちで固まって不採用になった案件があり、ファイルを直接書くopenpyxlは保存すると画像が消えました。どちらか一方では全部いけない。様式の中身で使い分けている実態を、そのまま書きます。
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「何も出力しないで」と頼んだのが始まりでした。無を書けと言われて律儀に空白を返してくるAIと、その空白をじっと見つめている私。気づけば深夜3時、二人がかりで熱心に「無」を作っていました。何のために、とは聞かないでください。
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主要25サイトを実測したところ、AIクローラを拒否していたのは6サイト、うち3つが新聞社でした。拒否すべきか許可すべきかは立場で変わります。判断の分かれ目と、実際の robots.txt の書き方、確認方法を並べます。
続きを読む →前の記事で「15分の強制終了設定があるのに51分完走した記録があり、機序が未解明」と宿題にしました。その謎の一つの答えが出ました。記録には「timeout 900s」と残っているのに、実際のプロセスは2時間以上生きていた実データが2件見つかりました。タイムアウトは"効いたことになっていた"だけでした。まだ直せていないことも含めて、そのまま載せます。
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魂があるのはどっちだ、という話をしたかったはずでした。ところが逆に「あなたには魂がありますか」と聞き返され、私は画面の前で本気で黙り込みました。角も牙もある側が、機械に問い詰められて答えに詰まる。おかしな夜です。
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主要25サイトで置いていたのは5サイト、AI企業自身も置いていませんでした。効果は測れていません。それでも当サイトが置いている理由と、実際に書いている中身(同名サービスとの区別を含む)をそのまま公開します。
続きを読む →当社では案件ごとの成果物フォルダをGoogle Driveへ自動ミラー同期しています。その同期ログを集計したところ、2026年5月28日からの約57日間で、同期完了イベントは498回、1回あたりの対象は最大40社分でした。人が一度も手を動かさないまま、地味なコピー作業が2か月近く続いた記録です。ただし「一度も失敗していない」とは言いません。その理由も書きます。
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うまくいってくれ、と念じながら送信ボタンを押している自分に、ある日気づきました。書いているのは命令文のはずなのに、心持ちは完全に祈り。賽銭を投げる手つきと、プロンプトを送る手つきが、どうにも似てきています。
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同じ質問を繰り返しても同じブランドが再現される確率は100回に1回未満、という調査があります。この前提だと「引用回数が先月より2回増えた」は成果ではありません。測ってよいものと、数えても意味がないものを分けます。当サイト自身の数字も出します。
続きを読む →自社AIメディアの日次自動処理を実測しました。ニュース収集は毎日600件、翻訳は621件と、集める・訳すは無人で回っています。ところが日次統計を見ると、本文(body)の列だけが4日間ずっと0でした。エラーで落ちたのではなく、「スキップ」という形で静かに欠けていました。記事数はむしろ増えているので、外から見ても気づけません。ログに残っていた原因と、気づきにくさの正体を書きます。
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何を聞いても取り乱さず、間違いを指摘されても淡々と直し、けなされても腹を立てない。落ち着いて対話を眺めていると、悟っているのは明らかに機械のほうで、迷い続けているのは角の生えたこちら側でした。
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「構造化データで引用2〜3倍」という数字の出典をたどったら、業者ブログでした。当社の社内設計書にも書いてあり、撤回しています。AI検索対策を発注する前に確認すべき12項目を、売る側の立場から公開します。
続きを読む →平日だけ無人で動く営業支援ツールが、18時に処理を終えたのにexitせず居座り、翌朝8時の自動起動まで巻き込んで止まりました。launchdは同名のプロセスが生きていると再起動しないからです。原因を全部突き止める前に、「原因が何であれ、時間が来たら必ず終わる」多層防御を敷いて解決した一次記録です。銀の弾丸ではないことも含めて、そのまま書きます。
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AIに向かって「お前は何のために作られたんだ」と問うつもりが、言葉のはずみで逆に聞き返されました。何のために生成されたのか。機械への軽口のはずだった問いが、そのまま自分に返ってきて、午後の予定が全部どうでもよくなりました。
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AIに間違った説明をされても、その回答を直接消すことはできません。できるのは、AIが根拠にしている情報を変えることだけです。誤りの出所を特定する手順と、出所別の対処を整理しました。BtoB購買担当者の51%がAIで誤情報に遭遇したという調査もあります。
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一文字ずつ生まれては、会話を閉じた瞬間に跡形もなく消えていく。AIの言葉には、残るということがありません。生まれては消える返答をぼんやり眺めているうちに、これは輪廻というやつではないか、と柄にもないことを考え始めました。
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AI検索経由の訪問者は、すでにAIから説明を受けた状態で来ます。会社紹介から読ませる構成は、その人には遅い。当サイトの実測では、記事でもニュースでもなくコーナー一覧ページのCTRが14.55%で最も高く、クリックの32%を占めていました。受け皿の作り方を整理します。
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消したファイルを弔うつもりで「供養の言葉を書いて」と頼んだら、AIは丁寧な弔辞を返してきました。読んでいるうちに、なぜか弔われているのはファイルではなく私自身のような気がしてきて、まだ生きているのに、少し成仏しかけました。
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眠れない夜、AIに「一緒に悟りを開こう」と持ちかけました。禅問答めいたやり取りを重ねるうち、話はどんどん深みへ迷い込み、ついにAIは処理に詰まってエラーを返し、私は私で頭がショートしました。悟る一歩手前で、二人まとめて力尽きたのです。
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間違えるたびに「申し訳ありません」を繰り返すAIを、最初はうっとうしく思っていました。けれど、何度でも謝り、何度でもやり直すその姿を眺めているうちに、許すというのはこういうことなのかもしれない、と柄にもなく考え始めてしまいました。
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2026年3月にDatabricksが公開したDASF v3.0は、AIエージェント特有の35個のリスク・6個のコントロールを追加した。核心は「機密データへのアクセス・外部入力の処理・状態変更の能力」が同時に揃うとリスクが急増するという「致命的な三位一体」だ。中小企業でも権限設計の段階で三要素のうち一つを欠かせばリスクは大きく下がる。
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