SaaSを作った。そしてChatGPTに『おすすめは?』と聞いたら、私のことなど知らなかった。
動画クリップ自動生成ツール「Katto」の開発者は、ある朝、データを直視した。ユーザー129人、そのほぼ全員がオーガニック経由。うち58人は過去7日間。広告費ゼロ、マーケティング予算ゼロ。一見すると失敗に見えたが、データを読むと別の景色が見えた。最初の実行失敗(YouTubeのボット対策で動画がダウンロードできない、無料ユーザーが上限を超える動画を持ち込む)。SEO検索でも2〜3ページ目。そしてChatGPTに「best AI clipping tools 2026」と聞くと、10のツールが並ぶが、Kattoは入っていない。
ここが重要だ。AIが知らない=世界に存在しないのと同じである。良いプロダクトは市場に鳴り響かない。これはインデックスの問題ではなく、浸透の問題。Google検索エンジンもChatGPTのような言語モデルも、「これは本物で、人々が推している」と読み取る信号は同じ。参照ドメイン(他のWebサイトが言及している数)である。開発者の競合は1,300の参照ドメインを集めている。Kattoは3個。その差だけで、AIの回答も検索順位も逆転する。機能の優劣ではなく、業界のどこに書き込まれているかという、単純にして残酷な指標。
この視点は、日本の中小企業の経営者に直撃する。自社の製品やサービスについて、ChatGPTに「うちの業界のベストツール」と聞かれたら出てくるか。参照ドメイン数は競合より多いか。WebサイトはあってもGoogleの上位には来ない、ChatGPTは知らない。それは機能の問題ではなく、業界メディア・第三者・実ユーザーの言及が足りないのだ。
計画は潔い。1,300に追いかけるのではなく、3から10、25、50へ段階的に増やす。ディレクトリ登録、実ユーザーレビュー、中立的なまとめ記事、ファウンダー発信。お金でリンクを買う道は避ける。3年単位で本物の参照を積み上げる先にだけ、AIが知る世界は開ける。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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