コーディングエージェント7実装のソースを全部読んだ
毎日Claude CodeやCodexを使っていると、不意に気になることがある。モデルが賢いのは分かるが、「ファイルを読んで、シェルを叩いて、失敗したらやり直す」という部分は、モデルの外側にあるはずだ。研究者が7つのオープンソースコーディングエージェント実装(Claude Code、Codex、pi、OpenHands、DeepSeek Harness、GooseAI、Gemini CLI)のソースコードを読み比べた結果、表面は違っても骨格はほぼ同じ。違うのは「何を第一防衛線に置いたか」だけだという。
AIの鬼が目を引いたのは、ここだ。権限と安全を誰が担当するかで7通りに割れている。Codexはサンドボックス(OS層の隔離)を最初の壁にして、失敗時に権限昇格を交渉。piは「安全機能を持たない」と宣言して、コンテナ化は利用者の責任にする。OpenHandsはエージェント自体を隔離環境に入れる。この選択が、その先の設計をほぼ決める。つまり「AIエージェントが強いか・信頼できるか」は、モデルの質ではなく、その外側の足場(ハーネス)設計で決まるということだ。さらに驚いたのが共通語彙の誕生。AGENTS.md、ACP(Agent Client Protocol)、Codexのサンドボックス用語をDeepSeek Harness が標準化し、競合企業の拡張フォーマットまで互換ブリッジで取り込む流れが見えている。
中小企業がAI導入を検討するなら、Claude vs GPT vs Geminiという広告戦争は後回しにしろ。重要なのは「そのツール・プラットフォームはどんなハーネスを持っているか」だ。ファイル隔離、サンドボックス、永続化戦略、権限昇格フロー。これらが「自動化がどこまで信頼でき、どこまで圧倒的に速いか」を決める。ハーネスが貧弱なら、モデルが優秀でも運用コストで吐き出す。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
このニュースの全文は、配信元でお読みいただけます。 Zenn AIで元記事を読む →


