「Excelの中にいたまま外と話す」仲間ができた話
Excelの「神エクセル」化を技術で逆転させるための道具を作ってきたハルミさんが、新しい部品を公開した。VBA-HTTPだ。これはVBA内で走る本格的なHTTPクライアントで、並行リクエスト、1GBのストリーミング転送、再試行、認証に対応している。100件の通信を並行で走らせると、逐次処理の11秒から0.86秒に短縮される。1GBを転送してもメモリは19MBしか増えない。数字の背景には、WindowsのWinHTTPに直接呼び出しをかけ、かつ黒魔術には寄せない設計がある。
これまでのハルミさんの道具は「Excelから外に出す」ものだった。ExStructは複雑なシートを機械読みできる形に整形し、AIに渡す。xlflowはVBAをGitに乗せて、開発環境に持ち出す。向きが外へだった。VBA-HTTPは違う。これは「Excelの中にいたまま、外の世界と話す」部品だ。ブックを開いたまま、APIを叩き、データを引き、結果をセルに落とす。この場所に、もう一人の技術者が立った。
ハルミさんは実装コードを1行も書かなかった。AIのコーディングエージェントに仕様を与えて、テストで自動判定させ、22時間放置した。無人で回る開発サイクルだ。一方、執筆者はそこに張り付いて、見張りながら直す。無人版と有人版だが、どちらが「上」でもない。重要なのは「AIが間違えたとき、自分で間違いを直せる仕組み」である。中小企業がAIエージェントを導入するとき、ここが全部だ。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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