Amazon、OpenAIと広告で提携 Amazon DSPの広告主が「ChatGPT」内に広告出稿可能に
Amazon AdsがOpenAIと提携し、ChatGPT内でテキストおよび画像広告を配信できる仕組みが整った。従来、広告主がChatGPTに出稿する場合は別ルートが必要だったが、これからはAmazonの広告プラットフォーム(DSP)を通じてChatGPTの広告枠を購入できるようになる。パイロットは米国の成人無料・Goプラン向けで始まり、広告はChatGPTの回答下に表示される。
ここで面白いのはAmazonの対象外戦略だ。Amazonは自社ECサイトへのChatGPT経由のアクセスを厳しく制限しているのに、広告配信では堂々とOpenAIと手を結んでいる。つまり、顧客流出は防ぎながら、「広告配信というオイシイ部分だけ」をかっさらう動きである。同時にこれは、Googleを中心とした検索型広告から、会話型AIという新しい広告プラットフォームへの流動が起きている証拠でもある。OpenAI自体が年換算10億ドル規模の広告売上を見込み、すでに50社以上のアドテク企業と提携している状況下で、Amazonがこの枠に参入するのは広告主の需要が本物である証だ。
中小企業の販売・マーケティング担当にとって、選択肢が増えたことは悪くない。ただし、ChatGPT内の広告は「検索キーワード」ではなく「会話の文脈」に基づくタイミング出稿になる。つまり、ユーザーが何を「考えながら質問しているのか」に接近した広告が可能になる。従来の検索広告より本来の購買意図に近い可能性がある一方、出稿先の管理(OpenAIが制御)やターゲティングの質はまだ未知数だ。まずは小さく試して、他の広告チャネルとのROI比較をするのが賢明である。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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