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「社長の声」悪用で被害45億円 元警視庁が明かす「AI詐欺」の手口

「社長の声」悪用で被害45億円 元警視庁が明かす「AI詐欺」の手口(内容を表す図ではないイメージ画像)
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生成AIが「社長の声を盗む」時代が来た。ボイスフィッシング技術の進化により、詐欺の被害額は45億円に達した。元警視庁職員らの専門家が指摘するのは、従来のメールフィッシングとは全く異なる脅威像である。2026年のサイバー攻撃は、もはや「怪しいメールを見破る」という防御では通用しない段階に入った。

従来の詐欺では、従業員が怪しいメールを受け取ったとき、「念のため経営層に電話で確認する」という防御が機能していた。だが生成AIが音声を合成できる今、その確認相手(経営層側の音声)すら偽造される。社長が「今すぐ海外送金をしろ」と指示したように聞こえるが、実は合成音声である——こうした詐欺が現実化している。問題なのは、AIの音声精度が高いほど、従業員側の疑う心理も働きにくくなることだ。一度や二度の確認では足りず、複数チャネルを組み合わせた検証が必要になった。

中小企業の経営層は、この脅威にどう向き合うべきか。重要なのは「デジタルサイン・メール・電話のいずれか一つで判断しない」という原則を、全社レベルで徹底することだ。例えば、送金指示が来たら必ず別の通知手段で本人確認を取る、あるいは複数の経営層で協議してから実行するといったプロセス設計である。ランサムウェア攻撃の新手口についても、最新トレンドは「データ盗聴→脅迫」という多段階攻撃へシフトしている。単なるシステムダウンではなく、企業機密を盗んだ上で「公開するぞ」と脅すのだ。こうした環境下では、従来の「対策製品を導入する」だけでなく、人間の判断プロセスと指揮命令の多層化が必須になった。音声合成、画像合成、偽メールの精度が上がるほど、デジタル信号だけに依存する組織は脆弱になる。

※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。

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