「私がウダウダしゃべるより聞きやすい」 三菱重工、決算説明に“AIジュリア”起用の本音
三菱重工がAIナレーター「ジュリア」を決算説明会で起用したという話題だ。CFOの西尾浩氏は「私がウダウダしゃべるより聞きやすい」とコメントしている。これは一見、謙虚な発言に見えるが、実は相当に面白い現象を指している。決算説明会というのは投資家向けの公式イベントである。そこで最高財務責任者が「自分の話より AIの話のほうが聞きやすい」と公言することは、言い換えれば「私の付加価値は、喋ることにはない」という宣告に近い。実際には、決算数字の説明という「定型的なタスク」を AIに任せて、自分たちは質疑応答で経営判断の背景を語る——という役割分担らしい。それなら理にかなっている。ただし、ここから先は要注意だ。AIナレーターが「十分に聞きやすく」なればなるほど、人間の経営者は「付加価値のある話」だけを求められるプレッシャーが高まる。スライド説明は機械に、意思決定と予測は人間に、という分け方は理想的に見えて、実は人間側の負荷を激増させる可能性がある。導入する際は「AIが何を担うと、人間には何が残るのか」を先に設計しておくこと。単なる「楽になった」では、長続きしない。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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