コードも分からなかった私が、AIと一緒にライフプランアプリを作り始めた話
プログラミングの知識ゼロから、非プログラマーが2つのアプリケーションを完成させた。資産形成・ライフプランアプリと家計簿アプリ——この2つの開発を、AIとの対話だけで進めた実例だ。JavaScriptもGitHubも知らず、「const」が何かさえ分からなかった状態から始まった。にもかかわらず、投資制度や年金制度の異なる5ヵ国対応まで拡張したのである。
この事例の面白さは、「AIが全部やってくれた」という話ではなく、その正反対だ。プログラマーでないからこそ、自分が何をしたいのかを明確に言葉にできた。「65歳で退職した場合の資産推移を見たい」「NISAと預金を一つのグラフで表示したい」——こうした要件を、技術用語に縛られず素直に伝える能力が、実は最強の開発資産だったということだ。AIがコードを書く能力は二の次で、「欲しいものを説明する」「実際に使って『これは違う』と判断できる」という、むしろ非技術者の方が得意な部分こそが、開発の主導権を握っていた。このモデルが示唆するのは、いま企業に求められる人材の逆転だ。プログラミングを学ぶより先に、要件定義の能力と自分たちの課題を言語化する力の方が、これからは急速に価値を高めるということである。
中小企業の現場では、往々にして「システムを作りたいけど、ベンダーの言葉が分からない」という壁がある。しかし今、その壁は消えつつある。大切なのは、自社の課題を「普通の言葉で」説明できることだ。その説明ができれば、AIが技術的な橋渡しをしてくれる時代になった。明日から始められるのは、自分たちが本当に欲しい機能を、経営者・実務者の言葉で整理することだ。ベンダー依存から脱却する、最初の一歩がそこにある。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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