プロダクトエンジニアに必要な「具体と抽象を往復する力」
プロダクトエンジニアに求められるのは「具体と抽象を往復する力」だ。問題発見は抽象の世界、問題解決は具体の世界。経営者は「うちの会社でAIで何かできないか」と問い、現場は「何を作ればいいのか分からない」と困る。営業は大風呂敷を広げ、技術は風呂敷を畳もうとする。この分断はSIでは構造的に避けられないが、プロダクト開発では異なる。エンジニア自身が問題を見つけるところから始め、解く過程で何度も抽象へ戻る。
たとえば「通知をオフにする設定が欲しい」という要望が来たとしよう。反応型なら設定画面にトグルを足す。だが往復型は一度目的まで掘る。なぜオフにしたいのか→通知が多すぎるから→大事な通知が埋もれるから。本当の課題は「消したい」ではなく「大事な通知に気づきたい」。だとしたら要望通りに作ることが、目的から最も遠ざかる場合がある。同じように、抽象から始まる往復もある。「売上がひと目で分かるダッシュボード」という仮説を具体に落とし、試作を見せて反応をもらう。「思ってたのと違う」というフィードバックは、人が具体的なものを前にしたときだけ出てくる。
AIで具体化のコストは劇的に下がった。だが往復そのものは自動で回らない。「そもそも何のためか」を問い直す力だけは、AIには任せられない。要望を受けたら、まず一度抽象へ上がること。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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