パニック症支援サイトの個人開発(Astro + FastAPI + さくらAI Engine)
パニック症に悩む本人や家族が、病気の情報を知り、通いやすい医療機関を探せるようにと、個人開発者がサイトを立ち上げた。作った理由は、開発者自身がパニック症を経験し、受診にたどり着くまで苦労したことにある。サイトでは病気の基礎知識を提供し、東京都福祉局の医療機関名簿を元に、自然言語で病院を探せる検索機能を備えている。
技術面で興味深いのは、フロントエンドをv0で作ったUIをClaude CodeでNext.jsからAstroへ移植したという流れだ。AIの鬼から見ると、これは「AIにUIの下書きを作らせ、構成の変更もAIに任せる」という今の個人開発のリアルな姿を示している。ただし本当に大事なのは技術選定よりも、当事者の経験を起点にしたという点だろう。寛解体験談を今はAIのダミーデータで埋めていると正直に書いている部分も、本音として評価したい。医療に関わる情報ほど、AIが作った文章と当事者の声の境界を曖昧にしてはいけない。その線引きを自分から明かしている姿勢は、AIを扱う企業にとって手本になる。
中小企業の実務に引き寄せると、ここから持ち帰れる教訓は二つある。一つは、AIを使って検索や案内の仕組みを作るとき、ベクトル検索とキーワード検索を組み合わせると、曖昧な問い合わせと固有名詞の両方を拾いやすくなるという設計の考え方だ。もう一つは、公開されているオープンデータを元にすれば、自社で膨大なデータを集めなくても顧客向けの便利なツールが作れるという点である。自社の顧客がよく尋ねる内容を整理し、公的なデータと組み合わせられないかを一度考えてみるといい。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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