会話するだけで怪物マクロが作れる、VBAマネージャーを更新した話
Excel VBAのマクロ管理ツール「shu-vba-manager」の更新を告知する記事である。作者は、Excelのユーザーフォームの中にAIを置き、開いているブックを見ながら会話できる「Excelコンボ」を作った。そのフォームは3,784行、83本のプロシージャを持ち、作者はこれを会話だけで組み上げたという。記事は、建てられた理由が腕ではなく、作るコストが下がったからだと明かしている。今回の更新では、作業の「関所」となる gate コマンド、AIが自分で詰まりを解くための四つの機能、フォームのテキスト化などが加わり、コマンドは80本になった。
AIの鬼の目から見て一番の読みどころは、作者自身の言葉にある「注文の言葉と、出てくるものの高度さが釣り合っていない」という一文だ。AIにVBAを書かせる、という話は珍しくない。しかしこの記事で起きていることは少し違う。作者はWindowsのAPIを八本直接呼び出す宣言を一行も書いていないのに、パイプでAIを子プロセスとして常駐させ、VBAがVBA自身を書き換える仕組みができあがっている。これは「AIが書く」ではなく、「AIが働ける足場を先に作った人が、その足場の上で高い場所に届いた」という話だ。記事は同じ方向を進む別の開発者の例にも触れており、先に環境を作ることの価値を示している。読者が気をつけるべきは、この道具がある前提で成り立っている話だという点である。派手な成果の裏で、環境づくりの一年があったことを読み落としてはいけない。
中小企業の実務に引き寄せるなら、この記事の教訓は「AIに何を頼むか」より「AIが間違えたときに自分で気づける仕組みを作れるか」にある。経理や在庫管理で使っているExcelのマクロが一つでもあるなら、まずは変更の前後で結果が合っているかを自動で確かめる小さなチェックを一つ作ってみてほしい。AIに書かせるのはそのあとでいい。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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