AIデータセンターの電力問題、答えは「計算処理の引っ越し」か? 日立など5社、横浜と北九州をつないで実証
AIデータセンターの電力不足を、発電の多い時間と場所に計算処理を移すことで和らげられるかを検証する総務省の実証が始まった。日立製作所や電源開発など5社が、横浜と北九州をつなぎ、さらに上越新幹線の沿線も含めて、再生可能エネルギーの余剰電力に合わせてデータセンターの処理を動かす「ワークロードシフト」を試す。
AIの鬼の視点で見ると、この発想は「電気を運ぶ」のではなく「仕事を運ぶ」という逆転の発想だ。AIの計算は場所も時間も選べるものが多いという事実を利用し、データセンターを電力の余っている場所へ引っ越させるという考え方である。これまでのデータセンター計画は、電力を確保できる土地に箱を建てるのが常識だった。その前提を崩そうとしている点が面白い。もっとも、どの処理なら止めても良いのか、遅延が許されるのはどこまでかといった課題は、記事の範囲では詳しく語られていない。実験の結果を待って判断すべきところだ。
中小企業の実務に引き寄せると、今すぐ大規模な電力の話をする必要はない。ただ、クラウドで契約しているAIサービスの利用時間帯や、処理を急ぐ必要があるものと後回しにできるものを仕分けしておくことは役に立つ。夜間にまとめて処理できるバッチ作業をクラウドのAIに任せるなど、「いつ動かすか」を決めておくだけで、将来のコストや電力制約の変化に対応しやすくなる。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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