AI活用で浮上する「導入済みERP」の課題とは? 中堅企業のERPリプレース、新規導入を上回る
既存のERP(基幹業務システム)を使い続けることの問題が、いま中堅企業の間で顕在化している。データが古い、カスタマイズが積み重なって身動きが取れない、新しい業務フローに対応できない——こうした悩みから、入れ替えを選択する企業が増えているわけだ。だが、ここで面白いのは「新しく入れることより、古いものを捨てることのほうがコストがかかる」という逆説的な現実だ。既存ERPはすでに業務と一体化している。それを抜き取るには、データ移行の手間、業務フローの設計し直し、現場の再教育——見えない摩擦がたっぷりある。しかも、生成AIやLLMを活かそうとなると、古いシステムに溜まった「汚いデータ」をいかに整理するかが死命を制する。つまり、AIで効率化したいはずが、古いシステムの「後片付け」に人手が消える矛盾である。中小企業では「ERPなんて動いてればいい」という腹づもりだが、中堅企業は「もう動いているだけじゃ足りない」という段階に差し掛かっているのだ。リプレースを検討する際は、単なる「新機能の有無」ではなく「現行システムの身軽さ」を軸に判断する時代になった。データ整理できるかどうかが、次の投資効率を左右する。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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