AIの鬼
#新モデル ITmedia AI+

「FDE」は常駐SEのすげ替えなのか “人月商売の死”を打破したい国内SIer、打開策は意外なところに?

「FDE」は常駐SEのすげ替えなのか “人月商売の死”を打破したい国内SIer、打開策は意外なところに?(内容を表す図ではないイメージ画像)
イメージ

高性能AIの登場で「人月商売の終わり」が叫ばれる中、大手SIerが「FDE(Forward Deployed Engineer)」という新しいエンジニアリングモデルに経営資源を集中し始めた。従来の常駐型SEとは何が違うのか。一部では「結局、昔の常駐SEの言い換えじゃないか」との批判もあるが、その見立ては浅い。データ分析企業Palantirが実装し、OpenAIやAnthropicといったAI企業も採用しているこのモデルは、従来のSE像を根本的に変えている。 FDEの本質は「顧客の経営課題に深く入り込み、AIとデータで解く」というスタンスだ。従来のSEは顧客の要件を聞き、システムを構築する。しかしAI時代では、顧客自身がまだ気づいていない課題を、データから浮き彫りにし、それを解くAIソリューションを顧客とともに創出する。顧客の経営層と同じテーブルに座り、データと向き合い、その結果を顧客の業務に即座に適用する。このスタイルは、単なるエンジニアではなく、「経営課題解決のパートナー」に近い。日本の大手SIerもNECやNTTデータグループが参入を表明し、5年間で100人体制から350人体制への拡大を計画している。 中小企業の発注側にとって重要な転換点は、SIerとの関係を「ヘッドカウント」で評価する時代の終わりだ。何人のエンジニアを常駐させるかではなく、「問題を本当に解けたか」「経営にいくら貢献したか」が評価軸になっていく。そのためには発注側も、単なる仕様書ではなく、経営課題そのものをSIerと共有する覚悟と、データの準備が必須になる。古い常駐型との違いは、ここに尽きる。

※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。

御社でもAIを使ってみませんか
まずはここから 御社でもAIを使ってみませんか? 御社の実際の業務を題材に、AIで何ができるかを一緒に考えます。 「ChatGPTの使い方」を教えるだけの研修ではありません。 AI研修・AI活用相談 →