熱が出たら「AIに相談する」が増える中、医師が指摘する“AIセルフ診断”の注意点とは?
風邪の症状を感じたとき、まず何をするか。塩野義製薬の調査では、AIに相談すると答えた人が31.5%で、熱を測る人の22.3%を上回った。特に若い世代では20代39%、30代41.5%がAI相談を最初の行動に挙げ、医療機関の受診判断もAIに委ねられている。発熱やのどの痛みなどでAIに相談した38%のうち、AIが「風邪」と診断した人の8割は医療機関に行かず、「安心した」と感じて済ませている。
医師の本音を拾うと、ここに引っかかる。84%が「感染症は似た症状が多く、AIだけでは正確な判断は難しい」と答え、58%が「受診遅れにつながる」と懸念している。表向きは「AIは参考程度に」と言っているが、実際のデータが示しているのは、AIが「大丈夫」と言った患者はほぼ医者に行かないということだ。医師たちも分かっているはずだ。診察に来ていない患者には、何も指摘できない。AIの診断精度が9割だとしても、1割の見落とし例は、医師の診察を受けずに野放しになる。
中小企業の実務では、これはもっと顕在化する。営業社員が風邪だと自己診断して出勤し、実はインフルエンザだった。結果、営業所全体で流行。結局、一番経営効率が悪い展開になる。AIを使うなら「参考にして、必ず医者に行く」が企業の鉄則だ。さもなければ、業務継続の方針自体をAIに握られることになる。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
このニュースの全文は、配信元でお読みいただけます。 ASCII.jpで元記事を読む →


