AIの鬼
ASCII.jp

企業向けスライドAI、生成速度とデザイン品質の改善を予定

企業向けスライドAI、生成速度とデザイン品質の改善を予定(内容を表す図ではないイメージ画像)
イメージ

ナレッジセンスが提供する法人向けChatGPT「ChatSense」のスライド生成AI機能で、生成速度とデザイン品質の改善が予定されている。AIモデルのバージョンアップにより、資料作成時の待ち時間を短縮し、複数ページにまたがるヘッダー・フッターの統一感を向上させるという内容だ。背景にあるのは、既に導入済みの500社以上の企業からの切実な声である。「指示や参考資料から素早くスライドが生成されるのは有難い。ただし、ページが増えるたびに待たされるし、体裁を整え直す手間が相変わらず残っている」という現実が、ここに集約されている。

ここで見えるのは、AIが得意な領域と不得意な領域の鮮明な境界だ。テキスト生成や構成案の作成といった「考える部分」はAIが高速化したが、デザイン的な統一感、視覚的バランス、「見た目として整っているか」といった「整える部分」は、依然として人の手に頼るしかない状況が続いている。つまり、企業側は「AIの生成速度」と「人間による整形コスト」の2つを同時に背負っているわけだ。今回のアップデートは、その整形コストをAI側で吸収しようという試みである。ただしこれは、人手を完全に排除するのではなく、「なるべく手をかけずに済む状態まで整えて渡す」という折衷案と言える。

中小企業の実務では、提案資料の作成は営業部門の重要なタスクだ。営業人材の時間をスライド作成から解放することで、顧客対応や提案内容の打ち込みに振り向けられる。500社超の導入実績があるということは、既に多くの企業がこの価値を認識しているということだ。待ち時間が減り、体裁調整の手間が減れば、営業資料の作成サイクルが短縮され、提案の鮮度が上がる可能性がある。改善によって「もう一手」の営業活動に時間を割ける企業が増えれば、競争環境そのものが変わり始めるだろう。

※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。

御社でもAIを使ってみませんか
まずはここから 御社でもAIを使ってみませんか? 御社の実際の業務を題材に、AIで何ができるかを一緒に考えます。 「ChatGPTの使い方」を教えるだけの研修ではありません。 AI研修・AI活用相談 →