AIは毎回忘れる。だから引き継ぎプロンプトを38版まで育てた
半年かけて社内の Web ツールを Claude とのチャットで作った非開発者の話です。チャットが切れるとAIは前の全ての決定を忘れる。最初は「会話を要約して次のチャットに貼る」で対応しましたが、要約には必ず抜け漏れがある。厚く書くと消費が増えて会話が進まなくなる。その悪循環の中で「決めたこと」だけに絞り込む引き継ぎ文書を、38回も書き直して磨いたという話です。その過程で、52個の教訓が蓄積されました。
本当に面白いのは「何を書くか」よりも「何を書かないか」「何度も失敗してから気づいたこと」の積み重ねです。52個の教訓が溜まったのは、つまり AI に 52 回騙されたということでもあり、52 回「AI って確かめない生き物だな」と実感したということです。記事で挙げられている教訓を見ると「関数名を推測で書かない」「決めたことを蒸し返される」「廃止したことが消えない」といったものばかり。これらは「AI の本質」をえぐっている。ルールを足しても AI がそのルール自体を忘れるので、「忘れても続く型」に落とし込む必要がある。最後に「なぜこの作業をしているのか」を文書に加えた話は感情的に見えて、実は最も機械的な解。つまりゴールが無ければ、AI はどんなルールも判断の拠り所がなくなるということです。
AI と長期プロジェクトをやるなら、プロンプトは「完成版」ではなく「毎回改訂する前提で作る」ことです。失敗を記録し、教訓を型に落とし込む作業を惜しまない方が、結果的に速くて安全です。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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