AIに書かせたコードを公開する前の15分。コードを読まずに6つ試すだけ
AIに書かせたコードは、たいてい一度は動く。問題は、その一度が「たまたま」だったときに気づけないことだ。記事では、コードを読まずに「動かすだけで済む」6項目の検証手順を提案している。1番目は普通に動かすこと。出てきた数字を目で見ることが重要だ。例えば、浮動小数点演算の誤差が蓄積して、金額の桁が異常に長くなる。エラーは出ない、警告も出ない、処理は完走し、それらしい数字が出ている。だから「動いた」と思ってしまう。2番目は同じコマンドをもう一度動かすこと。二重登録が発生していないか確認する。これもエラーを出さずに起きる。
3番から5番は入力を変えるだけで試せる。0件のファイルを渡すとZeroDivisionErrorで止まる。記号を含む値を渡すと、split で列がずれて止まる。文字コードを変えると、環境によって壊れるか文字化けする。6番目は、対象ファイルが2つあったり、1つもなかったりする状況だ。「1つあるはず」という前提で書かれたコードは、片方だけを黙って処理し、0個なら不親切に止まる。ここで最も示唆的なのは、6項目のうち4項目で問題が出たこと、そのうち2つはエラーを出さずに間違った数字を返していたことだ。
つまり、AI生成コードの真の危険は「止まらずに間違える」ことにある。コード審査を一般化しようとするから時間がかかるのだ。むしろ「動かすだけで分かる」ことを先に設計し、テストを整えておくのが、AI生成コード活用の正解である。ここで言う「テスト」は、プログラマが書くユニットテストではなく、「入力と状態を変えて実際に叩く」という、非エンジニアでもできる仕上げ検査だ。15分で6項目を試すだけで、コードの中身を読むより多くの問題が見つかる。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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