Claude Code・Antigravity CLI・Codex CLI——3つのAIコーディングエージェントを比べてみた
2026年6月、GoogleはGemini CLIの廃止を突然発表した。告知は30日、その後クローズドサービスへの強制移行。Apacheライセンスで公開していたにもかかわらずだ。批判は激しく、GitHubのDiscussionは「釣り詐欺」一色。その後継として登場したAntigravity CLIを含めた3ツール——Claude Code、Antigravity CLI、Codex CLI——が今、開発環境選定の軸になっている。料金は横並びで月$20。デフォルトモデルはそれぞれのベンダー製で、Claude CodeはSonnet、Antigravity CLIはGemini 3.5 Flash、Codex CLIはGPT-4oを使う。実装言語も異なり、Go製のAntigravity CLIは起動が速い。数字だけでは選べない。
AIの鬼が着目するのは「ロックイン」である。Gemini CLI廃止は、OSS公開という信頼を突然破棄した事件だ。これは単なる一企業の失敗ではなく、エコシステム依存のリスクを浮き彫りにした。Claude CodeもAntigravity CLIもクローズド。いつ同じことが起きてもおかしくない。一方、Codex CLIはオープンソース提供で継続性が担保されている。ただ、オープンソース継続だけで選ぶのも短見だ。エージェント権限制御の思想が3ツール間で大きく異なる。Claude Codeは6段階、Codex CLIは2軸、Antigravity CLIは3モードで、深度や並列実行の上限が異なる。大規模リファクタリングには深度3が有利だが、セキュリティと予測可能性はシンプルな2軸が有利。また致命的なのが学習ポリシーだ。Antigravity CLIはデフォルトで学習対象。Vertex AI設定をしないと、社内コードがGoogleに送信される。企業機密を扱う開発環境では即座に設定が必須だ。
中小企業が選ぶとき、最初の判断軸は「自社のクラウド基盤は何か」である。Anthropic統一、Google Vertex利用、OpenAI API経由、どれが既に入っているか。次に「社内コードの秘密性」。機密コードを扱うならデフォルト学習対象のツールは避ける。3つ目が「ロックインの覚悟」。Gemini CLIの例から学べば、クローズドツールへの深い依存は避ける方が無難。逆に言えば、コード資産が将来別のツールでもポータブルでなければならない。Gemini CLIに深く依存していた組織の今のコスト痛は大きい。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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