人月で稼ぐSIerは、あと数年で詰む
SIerは構造的に詰む段階に入った。理由は単純で、人月という収益モデルが、AI時代に逆さまになるからだ。10人月で完成する仕事をAIで3人月に短縮すれば、顧客は喜ぶ。工期も短い、コストも安い。だがSIerの売上は67%減る。生産性が上がるほど、自分の収入が減るという矛盾。この体質を変えずに、AIの波を乗り切ったSIerは今のところ存在しない。
では何を売るか。答えは『AIで業務を変え、その成果とリスクに責任を持つこと』だ。AIエージェントが複数ステップのワークフローを勝手に進む時代、顧客企業が必要とするのは『何ができるか』ではなく『何をさせてよいか』だ。既存システムとの連携は。安全な運用基準は。誤った判断が起きたとき誰が止めるのか。これらを整理し、設計し、運用する責任を引き受けるのが、新しいSIerの価値だ。だが組織がまだ『稼働率』で評価を測っている限り、この転換は進まない。AIを導入するほど、社内での評価が下がる企業文化では、経営層の決断なしに現場は動かない。
中小企業のシステム部門にとって、これは他人事ではない。内製化とクラウドの間で揺れている企業なら、SIerの選定基準が『安い工数』から『成果責任』へシフトすることを前提に、RFPの書き方から変える時期が来ている。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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