アラビア語の学習サイトを個人で作った ─ コードはAIに任せて、いちばん時間を使ったのはライセンスだった
個人開発者がアラビア語学習サイト「darasa.jp」を無料で作り、公開している。解説50課、語彙30セット、短編20編に加え、98ページの演習と1,122問の練習問題を備えた完全なサイトだ。技術スタックは Docusaurus 3.10、TypeScript/React 19で、特筆すべきはサーバーもデータベースも持たないこと。学習の進捗は全部ブラウザのローカルストレージに保存され、間隔反復のアルゴリズムも FSRS-6 をブラウザで走らせている。
この企画の本当の面白さは「実は時間がかかったのはライセンス周り」という点だ。AIに教材本体を書かせたら、人間が一人でやれば年単位かかるような内容を数週間で形にした。ところが個人開発という制約が生じる。他人の学習データを保管する責任を負いたくない、サーバー運用の持続可能性が不安、だからアカウント機能は実装しない。その代わり、進捗データのバックアップとインポート機能は最初から用意し、互換性の責任を全部クライアント側に置いている。また、機械検証では「生成が決定的であること(ビルド時刻を埋めない、順序を固定する)」と「未登録ページを隠さない」という二つの原則を守っている。つまり、AIで大量生成したコンテンツの信頼性をどう担保するかが、実装の中核だったわけだ。
中小企業がAIで大量コンテンツを作る際の教訓は明確だ。作業量の削減はできるが、次に来るのは「誰が検証・保守するのか」という経営判断。完璧な制度より、不完全を認めて公開し、ユーザーの学習と共に直すという運用の方が、むしろ持続可能性が高い場合もある。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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