ChatGPTの「カスタム指示」に要注意? Web版/デスクトップ版、Chat/Work/Codexで検証
ChatGPTのカスタム指示機能は、Web版とデスクトップ版、Chat・Work・Codexの組み合わせで反映範囲が分かれている。Web版で設定した指示はWeb版Chat、Web版Work、デスクトップ版Chatに反映される一方、デスクトップ版の ~/.codex/AGENTS.md に書いた指示はデスクトップ版Work・Codexだけに反映される。同じデスクトップアプリ内でもChatには反映されない。著者は両者を区別する確認用ルールを実装して、各プロダクト別に検証した結果を報告している。
重要なのは、ChatGPTが複数の顔を持ち始めたという事実だ。同じ「カスタム指示」という名称でも、設定元によって実態が異なる。公式ドキュメントもこれを明示していない。企業がChatGPTを「組織標準のAIツール」にしたいなら、この複雑さは致命的なリスクになる。複数部門、複数ユーザーが統一的な運用ルールで動かそうとしても、プロダクトごとに指示が効かない状況が生じる。見た目は「パーソナライズ」という統一ボタンでも、中身は分散している。
実務への教訓は厳しい。社内でChatGPTを導入するなら、「Web版統一」か「デスクトップ版統一」かを先に決めて、全員で守る。その後、実際に各プロダクト(Chat、Work、Codex)を使う場面ごとに新規チャットを開いて、本当に反映されているかテストする。設定できたはずで終わらせるな。AIツールの統一運用は、見た目の設定画面と異なり、内部的には分散している。この現実を認識しなければ、組織導入は迷走する。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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