/api/messages が404になった — Foundry Activityホストの破壊的変更
Microsoft Azure の Foundry Hosted Agents 向けプラットフォーム Python パッケージ azure-ai-agentserver-activity が、2026 年 8 月 21 日(日本時間)に 1.0.0b3 にアップデートされた。中身は小さいが、踏むと確実に事故る類の破壊的変更が 2 つ入っていた。ひとつ目は POST /api/messages というエンドポイントが削除され、POST /activity/messages だけが受け口になったこと。ふたつ目は FoundryStorage という永続化ストレージが導入されたことだ。前者が業界的に痛い。なぜなら /api/messages は、Microsoft 365 Agents SDK の事実上の正典パスだからだ。公式クイックスタートや開発ガイドに /api/messages と直書きされているし、ローカルテストツールの Microsoft 365 Agents Playground も起動時に「http://127.0.0.1:3978/api/messages に接続待機中」と表示する。その手が、b3 では素通りする。
実務的な痛みは「ローカル開発の座標がコロコロ変わる」ことにある。既存の M365 Agents SDK で書いたエージェントを Foundry に載せるとき、b2 までは少なくとも /api/messages というパスが吸収されていた。ポート番号さえ合わせれば、既存のテストスクリプトやローカル検証の手順は通っていた。b3 に上げた瞬間、エラーメッセージらしいエラーメッセージは出ずに 404 だけが返る。プラットフォーム経由の疎通は正常でも、ローカル開発だけ繋がらない。その切り分けにくさが最悪だ。エンジニアは「自分のコードが壊れた」と疑う前に「サーバーが死んでるのか」と疑い、どちらでもないとしたら「プラットフォーム側の変更か」に気づくまでに時間がかかる。
AI の鬼が見るのは、ベータ版だからという言い訳の危うさだ。CHANGELOG には「削除」と明記されている。隠されてはいない。だが「正式版になったら多くの企業がこれを踏む」という見立ては、まず確実だ。既存 SDK との互換性を考えれば、1.0.0.0 で本来は吸収すべき層だ。それを b3 で削除すれば、移行期間は数ヶ月程度だろう。Teams エージェントをクラウドで走らせている企業は、その間に全部の修正をかけなければならない。発表の詳細さ(正典パスの理由まで説明する Learn ドキュメント)と実装のズレは、ベータ版だからで済まされやすい。だが中小企業がこれにぶつかるなら、判断は別だ。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
このニュースの全文は、配信元でお読みいただけます。 Zenn AIで元記事を読む →


