AIの鬼
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「探索中心開発」で、人もAIも救いたい

「探索中心開発」で、人もAIも救いたい(内容を表す図ではないイメージ画像)
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「探索中心開発」は、AIを開発に組み込んだ現場で既存のプロセスが限界を迎えたことから生まれた進め方だ。筆者は詳細な設計資料やプラン資料を事前に作り込んでレビューする方式では、資料が読みにくく内容も変わりやすいため時間が無駄になると指摘する。そこで資料を「意図(Intent)」「設計(Design Doc)」「実装(Pull Request)」の三段階に分け、確実な情報だけを段階的にレビューしながら探索的に作っていく。ステップはDiscovery、Implementation、Verifyの三つで、全体の約7割を最初のDiscoveryに使うのが特徴だ。

AIの鬼の視点で言えば、ここで効いているのはAI時代のボトルネックが書く速度ではなく、読んで判断する人間の側にあるという認識だ。AIはコードも資料も大量に吐けるが、それを確認する脳の容量は増えない。分厚い設計書を渡して安心するのは、人間の負荷を見ないふりをして、レビューを「早く終わらせること」にすり替えている状態に近い。さらに面白いのは、設計を完成させてから作るのではなく、作りながら見つけたことを資料に還元する発想だ。地図を完璧に描いてから歩く人と、歩きながら地図を直していく人の違いと言える。ただし、この進め方は実装コストが下がったから成立する話で、実装に高い費用がかかる現場では同じことはできない。ここは割り引いて読むべきだ。

中小企業の実務に落とすなら、外注や社内開発で仕様書を分厚くすることより、完了条件を五、六個のYes/Noで書くことを優先するといい。Intentは短く、変わりにくく、後で検証にも使える。発注側と受け側のずれも早い段階で見つかる。明日の仕事で使える一言にすれば、「完成条件を五つ言えないなら、作り始めない」である。

※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。

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