AI生成『オデッセイ』映画、2.5時間は長すぎた
完全にAIで生成された映画「Odysseus: The Fall」がFountain 0から公開され、2.5時間で配信されている。監督・脚本を手がけたのはAsh Koosha CEO自身、音楽も彼が作ったという。先月のTribekkaに選ばれた「Dreams of Violets」に続く、「ハリウッドレベルの完全AI映画」の第二弾だ。だが実際に見ると、それは「AI映画の未来を垣間見る作品」ではなく、むしろ「AIの限界を突きつける教材」となっている。
問題は二つに分かれる。第一は一貫性の崩壊だ。キャラの身長が場面ごとに変わり、波が風と逆方向に動き、口は台詞と合わない。剣が短剣に変わり、意味不明な異星人の死体が画面に映る。第二はそれ以上に致命的な退屈さだ。AIは数秒単位でしかシーンを生成できないため、映画は完全にブツ切れ状態。ストーリーはほぼ説明されず、登場人物の動機や世界観は不明瞭なままだ。会話は聞き取りづらく、キャラは不自然な間や突然の笑いで動く。物理法則が存在しない世界で、すべてが浮遊している。
興味深いのは、これらの失敗がむしろ「AIの実態」を白日の下に晒したことだ。AIと聞くと、テキストや画像は「そこそこ使える」という幻想を持つ人も多いが、ここまでの規模で、かつ複数フレームの一貫性が求められる映像制作には全く歯が立たない。単なる「自動生成ツール」では成立せず、人間による企画、編集、判断が絶対必要なフェーズが見えてくる。中小企業がAI自動生成に幻想を抱いているなら、この映画こそが教科書である。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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