ChatGPTがChromeのタブを閲覧できるようになった
ChatGPTのChrome連携が強化された。OpenAIによれば、拡張機能を入れておけば、ChatGPTのWebアプリやデスクトップアプリで「Chrome」をタグ付けした時点で、開いているタブを読めるようになる。デモ動画では、開いている3つのタブのソファを比べてほしいと頼む様子が示された。
面白いのは、これが「ブラウザを作る」路線からの撤退と裏表だという点だ。OpenAIはAtlasという独自ブラウザを廃止し、既存のChromeに寄りかかる方向へ舵を切った。自前のブラウザを育てるより、ユーザーが毎日使っているブラウザの中に入り込むほうが早い。ブラウザ戦争の勝ち筋を取り直したとも読める。
一方で引っかかるのは、タブの中身がそのまま見えるということだ。見積書、社内の資料、個人の予約画面。タブは仕事と私生活が同居する場所でもある。拡張機能が「タブを閲覧できる」「フォームを埋める」「ファイルをダウンロードする」まで扱えるとなると、便利さと引き換えに何を渡しているのかを一度立ち止まって確かめたい。
中小企業の現場では、まず社内の機密を含むタブを開いたまま使わないルールを決めるのが現実的だ。比較検討や問い合わせ文の下書きなど、中身が公開可能な作業から試し、経理や取引先情報のあるブラウザとは分けて使うとよい。便利な道具ほど、渡す範囲を決めてから使う。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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