カメラがなくても困らない、Ray-Ban Meta Audioグラス
Metaが、カメラを外して音声機能だけに絞ったスマートグラス「Ray-Ban Meta Audio」を投入した。レビュー記事によれば、見た目は普通の眼鏡とほとんど変わらず、Clubmasterに似たレトロなモデルとWayfarerに近いBurbankモデルがある。音声AIに予定を尋ねたり音楽を流したりでき、バッテリーは長持ちで軽い。ただし現時点では軽量版のMuse Sparkモデルを搭載しており、上位のMuse AIは将来的に対応する予定だ。価格は350ドルで、レビューは割高だと評価している。ウェイクワードは無効にでき、右のテンプルにあるボタンで呼び出せる。会話を直接録音する機能はない。
ここで面白いのは、この眼鏡の評価がAIの賢さではなく、周囲にどう見られるかで決まっている点だ。レビュアーは、カメラを外したことで街中で撮影されるかもしれないという視線から解放され、ずっと身軽に歩けたと書く。つまりメーカーが売っているのは機能というより、かけている本人の後ろめたさの少なさなのだ。7年前のBose Framesも、サングラスの形をしたヘッドホンだったから誰にも警戒されなかった。音が出るだけなら違和感は持たれず、レンズに目が付いた瞬間にスパイ扱いされる。スマートグラスのプライバシー論争は、AIの性能より先に、レンズの向こうに誰がいるかという問題なのだ。そしてレビューが「機能はまだ大したことがない」と結論づけていることは、AI搭載の眼鏡がまだ「何ができるか」より「どう見られるか」で売られている段階だと示している。
中小企業の現場で考えるなら、音声だけで予定確認や翻訳を頼む使い方は意外に実用的だ。一方で、録音機能がない代わりに、会議の記録代わりに使うことはできない。明日からできるのは、社内で私物のスマートグラス持ち込みをどう扱うかを一行でルール化することだ。撮影や録音をしてよい場面と禁止する場面を先に決めておけば、社員も取引先も安心して働ける。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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