ハッカーがClaudeユーザーのトークンを盗むケース相次ぐ
Anthropicが公式に警告を発出した。同社の生成AI「Claude」のログイン認証情報がマルウェアによって盗まれ、複数のユーザーのアカウントから勝手にトークン(使用権)が消費される事件が相次いでいるという。イギリスのAIコンサルタント・Grant de Swardt氏が8月初旬に最初に気づいた。作業していない日中もアカウントのトークン消費が進んでいく。Anthropicに調査を求めると、同社はセッションキーが盗まれて、不正にClaudeコードのOAuthトークンが作成されていたことを確認した。犯人はinfostealer(情報盗難)マルウェアを使い、被害者のPC内のログイン情報やセッションデータを窃取した形だ。
ここで引っかかるのは、Anthropicのサポート体制だ。アカウント管理システムは利用者の総トークン消費量は追跡しているが、何にどれだけ使われたかという明細は提供していない。つまり盗難犯は、何ヶ月も何十万円も盗み続けていても、内部監査する手段が被害者にない。de Swardt氏はRedditに投稿したが、コメント欄に80件のレスがつき、全員が同じ被害を報告していた。月額200ドルの「Claude Max」ユーザーが、数週間で全額を焼かれるケースもある。業界トレンドは「生成AI×継続課金」だが、請求書のブラックボックス化も同時に進んでいるわけだ。
実務的には、こうしたSaaS型AIサービスを使う場合、定期的に利用履歴をチェックする習慣が必須になる。月々の請求額が過去と異ならないか、API連携させたシステムが意図せず誤動作していないか。特に自社のシステムに組み込んだAIツールが、本当に自分たちの指示だけで動いているのか、外部からの不正アクセスを受けていないか、ログ確認を定期的に行うべきだ。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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