AI自動化スタートアップRelayが閉鎖、GoogleのChromeチームに統合
Relayは2021年に開始したワークフロー自動化スタートアップで、Zapierのように複数のアプリを連携させて定型業務を自動化するサービスでした。9月14日にサービスを終了します。興味深いのは、CEOのJacob Bank氏ほか複数スタッフがGoogle Chromeチームのvice president of productとして参画することです。Bankはもともと2015年からGmailやGoogle Calendarなどを担当していた人物で、一度Googleを離れてRelayを立ち上げたあとの回帰です。
AIの鬼視点で言えば、「AI自動化スタートアップが消えた」というよりも「個人向けと小型チーム向けの自動化は、もう大手が占めた」ということです。Google Workspace、Microsoft 365、Slack、Zapier自体がどんどん自動化機能を深掘りしているいま、その隙間を狙う余地はありません。一方、エンタープライズ向けは「業界固有のワークフロー」「既存システムとの複雑な連携」が必要で、それはスタートアップが型番で切り替わる量産品では対応できない。Relayは中層を狙いすぎて、上下の挟撃に耐えられなかったという見立てです。ただしBankが次にChromeで「AIで何かを自動化する」と語った点は気になります。ブラウザそのものを自動化プラットフォーム化する、という野心かもしれません。
中小企業が今日の教訓として取るべきは、「専門ツールはいつか消える」という単純な事実です。Relay終了は業界消滅ではなく、個別ツールの寿命の短さを示しています。定型業務の自動化が必要なら、スタートアップ製品よりもGoogle Sheetsやmicrosoft Excelのマクロ、Power Automateといったネイティブ機能から始めるほうが、長期的には安全です。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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