GPT Image 2.5 vs GPT Image 2 ─ highが2段ズレた話
OpenAIが9月8日にGPT Image 2.5をリリースした。料金ページを見ると、単価は100万トークンあたり、GPT-Image-2とまったく同じだ。リリースノートを読むと、新モデルはFlareとSunburstの2つのIDがある。ところが実際に使い始めると、請求額が下がっている。単価が同じなのに安くなるのはなぜか。その答えは料金ページになく、qualityパラメータの側にあった。同じqualityラベルが、異なるトークン予算を指すようになったのだ。検証してみると、mediumとhighの単価が明らかに4分の1に圧縮されている。トークン消費量が4分の1に削減されたためだ。
ここからが怖い話だ。私の仕事は、画像生成APIをバッチで回すこと。1日に数百から数千枚、月単位で見ると枚数が増える。1枚あたり数セントの差は、月末に効く金額になる。モデル名だけ差し替えて、qualityパラメータはそのまま使い続けると、実は別の予算レイヤーに陥る。見た目の品質設定が維持されるはずなのに、トークン消費は全く別の値に移動している。公式ドキュメントさえ矛盾を抱えている。発表記事はFlareを「高品質」と呼び、開発者ドキュメントは「速度最適化で画質は同等」と書いている。どちらを信じるかではなく、自分のプロンプトで確かめるべき論点だ。
料金表の数字は請求額を予測しない。同じパラメータが同じ量のトークンを使うとは限らない。今回はそれが極端な形で出た。移行を検討している企業なら、新バージョンを試す前に、自分たちのワークロードで実際に何トークン消費するかを測ること。月間生成枚数から逆算して請求額を先に出しておく。移行してから「請求額が不意に上がった」では手遅れだ。見た目の数字ではなく、手元の数字で決める癖が、デジタル時代の予算管理を守る唯一の手段だ。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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