MCP vs. API(REST・SOAP・GraphQL・gRPC)どれが使える? 日本の業務システム 56 件を調べてみた
MCPとAPIのどちらを使うべきかという問いは、そもそも比べる対象が違う。今回の調査で分かったのは、MCPはAPIの代わりではなく、APIの上に乗る「AI向けの窓」だということだ。調査対象は日本の業務システム56件で、そのうちAPIを何らかの形で出しているのは47件、第三者がそのまま使えるのは28件だった。MCPサーバーを出していたのは14件で、この14件はいずれもAPIも出していた。MCPだけでAPIを持たないシステムは、調べた範囲では0件である。 面白いのは、「AIはMCPしか使えない」「プログラムはAPIしか使えない」という思い込みがどちらも誤りだと、記事が図で示した点だ。MCPは通信の決まりごとなので人が書いたプログラムからも呼べ、APIもAIから呼べる。つまり道は4本ある。本音で言えば、MCPの価値は「AIが自分で機能一覧を読める」ことに尽きる。教えなくても使えるのは魅力だが、その分、回数の上限や認証、書き込み権限は従来どおり効く。AIは人より速く呼び出すので、むしろ上限の設計がより重要になる。MCPを入れれば安全が増えるわけではない、というのが引っかかる点だ。 実務的には、IT担当がまず確かめるべきは相手が何を出しているかである。REST、SOAP、GraphQL、gRPCはそれぞれ別の規格で、MCPを足すと5つを同じ物差しで比べられる。認証の方式は56件中48件で読めた一方、仕様変更の告知は38件でしか読めなかった。中小企業の担当者は、導入前に「認証はOAuthかAPIキーか」「変更の告知はあるか」の二点をまず確かめるとよい。AIに渡す権限は、この二点で決まるからである。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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