AIの鬼
#新モデル Qiita AI

Claude CodeのCLAUDE.md設計を公式仕様から整理する:配置・読み込み順・Auto Memory・Rulesとの使い分け

Claude CodeのCLAUDE.md設計を公式仕様から整理する:配置・読み込み順・Auto Memory・Rulesとの使い分け(内容を表す図ではないイメージ画像)
イメージ

CLAUDE.mdは、人間がプロジェクトに与える永続的な指示を書くMarkdownファイルであり、強制力のある設定ではない。Claude Codeの各セッションは新しいコンテキストから始まるため、テスト方法や禁止事項を毎回説明し直す手間を、このファイルがまとめて肩代わりする。初心者はプロジェクトルートの./CLAUDE.mdから始めれば、適用範囲を理解しやすい。

読み込みは、ファイルシステムのルート側から作業ディレクトリ側の順に連結される。ただし後に読まれた指示が必ず勝つわけではなく、矛盾する指示が並ぶとClaudeが任意の一つを選ぶ可能性がある。ここは見落とされやすい落とし穴だ。上位には全案件で共通の内容だけを置き、下位で打ち消す書き方は避けるべきである。下位ディレクトリのCLAUDE.mdは起動時にはすべて読まれず、Claudeがその配下のファイルを読むときに読み込まれる。現在の読み込み状況は/contextのMemory filesで確認できる。HTMLブロックコメントはコンテキスト投入前に除去されるため、保守担当者向けのメモを残す場所としても使える。

AIの鬼の視点で言えば、CLAUDE.mdは「AIへの命令書」というより「新人に渡す引き継ぎ書」に近い。命令書が守られる保証はないからだ。200行未満という公式の目安も、短ければ必ず守られるという意味ではない。書いた指示が効いているかは、ファイルの長さではなく実際の作業で間違いが減ったかで判断するしかない。また、Auto Memoryは~/.claude/projects/<project>/memory/に自動で保存される別物で、古い前提や誤った推測が混じりうる。/memoryで定期的に中身を見て消すのも、人間側の仕事だ。

中小企業の実務では、いつも同じ説明をしている内容を3つ書き出し、./CLAUDE.mdに入れることから始めればよい。常に必要な前提はCLAUDE.md、特定のフォルダだけの規則は.claude/rules/、長い手順はSkills、絶対に守らせたい処理はHooksに分けると整理しやすい。顧客情報の保護はCLAUDE.mdの一文に頼らず、権限設定で止めることが前提である。

※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。

御社でもAIを使ってみませんか
まずはここから 御社でもAIを使ってみませんか? 御社の実際の業務を題材に、AIで何ができるかを一緒に考えます。 「ChatGPTの使い方」を教えるだけの研修ではありません。 AI研修・AI活用相談 →