AIの鬼
Qiita AI

十年越しの「ExcelでRPA」が、AIと二時間で動いた話

十年越しの「ExcelでRPA」が、AIと二時間で動いた話(内容を表す図ではないイメージ画像)
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Windows に標準で組み込まれた UI Automation という仕組みを、PowerShell を経由して Excel VBA から呼び出し、わずか2時間で10年来の課題を解いた、という話だ。やることは単純:Excel に並べたデータを、別のソフト(電卓やブラウザ)の入力欄に流し込み、結果を読み戻す。世の中では「RPA」という専用ソフトを買ってこの仕事をさせている。著者が試したのは、追加インストールなし、参照設定なし、Windows 標準機能だけで同じことをすることだ。実測では電卓の計算と読み戻しが1.4秒、ブラウザ操作も成功している。

AIの鬼が唸るのは、「RPA というビジネスの本質は、実は誰の PC にも最初から入っていた」という根本的な矛盾だ。RPA製品の中核は、画面の部品を座標ではなく「名前」で掴む仕組みだ。それが UI Automation だ。Microsoft は、目の見えない方向けのアクセシビリティ機能として何十年も前に作った。ところが企業は、それを「RPAツール」という看板で再パッケージングし、導入・保守費込みで数百万円の商売にした。2022年に Internet Explorer が終了するまで、ブラウザ操作なら別の道(CreateObject で IE を直接呼ぶ)があったから、UI Automation に誰も目を向けなかった。その道が塞がった途端に、「実は最初からあった」という仕組みが光を当てられるようになった。そこへ AI が加わると、「何をするか」の指示出しが簡潔になり、2時間で動く仕組みが作れた。

現場の実務者には、一つの学びがある。自動化の本質は「ツール」ではなく「つなぎ方」だということだ。高い RPA ツールを導入する前に、自分の環境に何が最初から積まれているか、それを AI と組み合わせると何ができるか、を一度試してみる価値がある。10年積み残した課題が、2時間で解けるかもしれない。

※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。

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