Flockが監視批判に対応、ナンバープレート読取ネットワークのアクセス制限強化
ナンバープレート自動読取(ALPR)システムの大手 Flock は、警察官による不正利用への対策を強化する。事件番号の必須入力、自動監査システムの導入、データ保持期間の短縮、部局間の検索理由制限など、複数の新ルールを発表した。きっかけは Washington Post の報道で、46件もの警察官が個人的な目的(元交際相手の追跡など)でFlockを乱用していたことが明らかになったこと。大量監視への批判が広がり、複数の自治体が契約を打ち切っているため、Flock が事態に対応した形だ。
だが注目すべきは、Flock が打ち出した対策の「穴」にある。事件番号の入力は検証されず、オレゴン州の警察では「hehehe」という無意味な入力が20回も記録されていた。つまり、セーフガードを作っても、現場の警察官がそれを無視する手段はいくらでも存在するということだ。Flock が導入した「自動監査システム」の精度も公開されていない。監視システムとは本来、必ず「見張る人を見張る」という無限後退の問題を抱えている。便利な技術ほど乱用されやすく、それを止める仕組みもユーザーのモラルに依存する。これは日本の防犯カメラ業界にも同じ課題がある。
中小企業が防犯システムを導入するときも、同じ問題が起きていないか確認が必要だ。カメラのアクセスログを定期的に監査する体制を、導入段階で組み込む。「便利さ」と「悪用防止」は同時には実現できない。どちらにどの程度のコストをかけるか、事前に経営判断として決めておくべきだ。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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