「AIを使える人か、使えない人か」で仕事や評価に差が? 6割のエンジニアが実感した“AI格差”の正体
ITエンジニア572人への調査から明らかになったのが、AIツールの「使えない格差」だ。21.7%がまったく使えず、37.6%がほぼ使えないという状況で、合計59.3%のエンジニアが何らかのレベルでAI不習熟を実感している。年代別に見ると20代が最も使いこなしており、年功序列の評価システムが逆転する局面が生まれている。単なる「効率改善」ではなく、仕事の幅そのものがAIスキルで決まり始めているのだ。
AIの鬼が見ているのは、「スキル格差」ではなく「判断思考の格差」である。回答者の51.3%が「完全にできることが仕事の幅」だと感じており、その差は昇進・昇給・プロジェクト配置にまで及んでいる。問題は、企業がまだAI活用をトレーニング対象として捉えていないことだ。「Copilotの使い方を教える」では足りない。ChatGPTに何を投げかけるか、どう判断するか、いつ人間に戻すかという「AIとの対話設計」が、これからのエンジニアリングの中核になる。会社がそれを教えなければ、個人差だけが広がり続ける。
中小企業の経営層が直視すべき現実は、AIツール導入だけではAI格差は埋まらないということだ。全社員に同じツールを配ったとしても、使いこなす人と使わない人の生産性差が2倍3倍になる時代が来ている。人事評価制度を含めた「AI時代の人材戦略」が待ったなしの経営課題になった。研修よりも、判断と試行錯誤の場を用意することが急務である。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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