Google、「Gemini Notebook」に購入済み電子書籍を追加できる「Expert Intelligence」
GoogleがExpert Intelligenceを発表し、Google Playブックスで購入した電子書籍をGemini Notebookのソースとして追加できるようになった。10万冊以上の対象書籍から、AIが根拠をもった回答を生成する仕組みだ。書籍の内容に基づいて、インフォグラフィックや音声概要、クイズなども作成できる。
ここで面白いのは、AIが「知っているが曖昧」という状態から脱出しはじめたということだ。従来のAIは学習データに依存し、最新情報や専門知識は常に不確実だった。今回の機能は、信頼できる情報源をAI自身が参照する道を開く。企業のノウハウ本、調理術書、専門書など、確実さが必要な領域ではこれが重要な転機になる。特に日本企業が気になるのは、業界知識や製造技術など、秘密裏に蓄積した資産をAIに学ばせる可能性だ。Web版ChatGPTでカスタム指示を用いるのと同じ発想だが、より信頼度の高い単一ソース(書籍)に基づく点が異なる。
中小企業の実務にとっての含意は明確だ。外部の公開本で試す前に、自社のマニュアルや過去の契約書、設計ドキュメント、業界ガイドをGemini Notebookに読ませてみる。そうすることで、社員の問い合わせにAIが「会社のやり方に合わせた」回答をするようになる。つまり、AIが「汎用秘書」から「社内専用コンサルタント」へと変わる瞬間だ。データの権利や機密保持を整えたうえで、この新しい使い方に早期に着手する企業が、次の生産性向上を手にする。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
このニュースの全文は、配信元でお読みいただけます。 ITmedia AI+で元記事を読む →


