Googleの新モデル「Gemini 4 Argon」一般提供開始 使えるプラン、価格
Googleは10月13日(現地時間)、同社の最先端モデル「Gemini 4 Argon」(以下、Argon)の一般提供を開始した。利用の入り口は複数ある。有料サブスクリプション「Google AI」のPro(月額2900円)、Ultra 5x(同14500円)、Ultra 10x(同32000円)の加入者は「Gemini」アプリと検索の「AIモード」でArgonを使える。Ultra加入者はさらに「Google Antigravity」でも利用できる。APIは導入期間中、100万トークン当たり入力2ドル、出力10ドルで、キャッシュ済みの入力は95%引きだ。導入期間終了後は入力4ドル、出力20ドルに上がる。Google Cloudでも提供が始まり、「Gemini Enterprise Agent Platform」のモデル一覧で確認できる。Google Workspaceユーザーが使える時期は未定だ。
AIの鬼の視点で見ると、注目すべきは価格の位置取りだ。導入期間後の入力4ドル・出力20ドルは、Anthropicの「Claude Opus 5.5」のAPI価格と同水準で、「Claude Fable 5.1」(入力10ドル、出力50ドル)の半分以下になる。性能は同等をうたっているが、これはベンダー自身の主張であり、割り引いて読むべきだ。本当の勝負は性能の比較ではなく、同じ性能帯で値札をどこに置くかである。もう一つ引っかかるのは、研究者への無料提供だ。大学や研究機関に所属する選抜の最大1万人に、6カ月間の無料アクセスを配る。研究者が先に使い込んだ道具は、やがて研究室から企業の現場へ流れていく。これは将来の利用者を先に育てる手でもある。
中小企業の実務にとっての意味は、モデルの優劣より「どの入り口から使うか」の判断だ。社内で試すだけならGeminiアプリの有料プランが最も手軽だ。業務システムにAPIで組み込むなら、導入期間の価格が終わると原価が倍になる点を最初から見込んでおく必要がある。Workspaceでの提供時期が未定である以上、当面は既存の契約の範囲で試すのが現実的だ。まずは自社の定型作業を一つ選び、同じ内容を複数のモデルに投げて出力の差と費用を比べてみるのがよい。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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