新人はあえてAI禁止! 吉本興業元会長とSTARTO創業CEOが明かす「熱狂を生む現場主義」
AIが「80点の正解」を機械的に吐き出す時代だからこそ、エンタメ業界は逆張りの戦略を打ち出しています。吉本興業元会長の大崎洋氏とSTARTO ENTERTAINMENT創業CEOの福田淳氏は、対談で「新人はあえてAI禁止」「芸人は管理せず暴れさせる」という、一見すると非効率な方針の価値を熱く語りました。その根底にあるのは、感動や熱狂はAIの最適化プロセスからは決して生まれないという確信です。
大崎氏は、かつてXbox 360のテスト文化がマイクロソフトの従業員に与えた影響を例に挙げます。若手にバグを見つけさせ、失敗させ、そこから工夫を強いるというプロセス。その中で「個人の創意工夫」が磨かれるのです。逆に、新人がAIで効率的に「正解」をコピペする環境では、その人の内部成長は進みません。福田氏も同じ観点から、メジャーアーティストのプロモーション現場では「AIで企画を立てるな、スピード感を持て」と若手に指示し、それでこそ市場に響く企画が生まれると述べています。
中小企業の経営者にとって、この視点は極めて実用的です。効率化の圧力は強いですが、新人層にAI依存を許すと、3年後には「自分の頭で考える筋肉」が衰えた組織になります。むしろ、新人には「まず失敗を許す環境」を与え、その中で試行錯誤させることが、長期的には最強の競争力になる。AIは補助道具であって、思考を代替する道具ではないという使い分けが、今後の組織の生命線になるという教訓です。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
このニュースの全文は、配信元でお読みいただけます。 ITmedia AI+で元記事を読む →


