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OpenAI、サイバー防御「Daybreak」を赤青2階層に 特化型「GPT-5.6-Cyber」投入

OpenAI、サイバー防御「Daybreak」を赤青2階層に 特化型「GPT-5.6-Cyber」投入(内容を表す図ではないイメージ画像)
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OpenAIが「Daybreak Blue」「Daybreak Red」という2層構成のセキュリティ研究プログラムを発表した。通常のChatGPTやAPIは悪用を防ぐため、脆弱性やエクスプロイトに関する質問を拒否する。だが同時に、正当な防御研究まで巻き込んで拒否していた。そこでOpenAIは、審査を通った防御研究者には段階的に制限を緩める判断をした。さらに、セキュリティに特化した「GPT-5.6-Cyber」というモデルを投入して、ゼロデイ脆弱性の発見やエクスプロイトチェーン開発といった高度なタスクに対応する。実績としてChromeのV8エンジンから未知の脆弱性2件を発見し、メモリ破壊までたどり着くものを検証してGoogleに報告した。

通常モデルでは拒否率98%以上のタスクでも、GPT-5.6-Cyberは95%に応じるという。つまり、攻撃者がAIで大規模攻撃を仕掛ける前に、防御側にもっと強力なAIを先に渡す、という戦略だ。国防レベルの軍拡競争がAIの世界でも起こっている。日本も5月にOpenAIと「日本サイバー・アクションプラン」を結び、GPT-5.5-Cyberを金融機関に提供するという発表をしていた。

AIの鬼的には、この構図で見落とされやすい点がある。こうした高度なセキュリティツールは、いずれ攻撃側にも流れるという現実だ。防御用AIの能力が5年後に攻撃に流用されないという保証はない。さらに重い話として、プロバイダーの判断次第で「能力の蛇口を閉められる」リスクも生じる。中小企業の視点では遠い話に見えるかもしれないが、サプライチェーン上流のシステムがこうしたツールに依存する時代、いずれ無関係では済まなくなっていく。セキュリティ能力を単一プロバイダーに依存させることの危険性を、国防レベルで実例を示した形だ。

※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。

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