「ロボットのChatGPTモーメントが近づいている」 中国UnitreeのCEO、世界ロボット大会で言及
中国の人型ロボットメーカー・Unitreeのワン・シンシンCEOが、ロボット産業は「ChatGPTモーメント」に近づいていると発言した。ChatGPTが2022年に登場したとき、対話型生成AIは一気に社会に普及した。その転換点がロボットでも近く訪れるというのだ。具体的には、不慣れな環境にロボットを導入しても、音声やテキストの簡単な指示だけでほぼのタスクをこなすようになるという。現在のロボットは細かいプログラミングが必要だが、将来はそれがいらなくなる可能性があるということである。楽観的なシナリオで2~3年、遅くとも5~10年でこのブレークスルーが起きると見込まれている。
この転換点が何を意味するのか、製造業や流通業の経営者にとって極めて重要だ。ChatGPTが言語を民主化したように、ロボットは「複雑な制御技術」を民主化する。つまり、プログラマーやエンジニアしか扱えなかった産業用ロボットが、一般の現場スタッフでも操作できるようになるという転換だ。これが起きれば、人手不足の業界で一気に人員配置が変わる。検査、梱包、搬送といった定型作業にロボットを導入し、人間にしかできない判断や調整に人を充てるという配置が一般的になるだろう。技術的な障壁がなくなれば、あとは導入判断と使い方を考えるだけになる。
中小企業のうち製造業や物流業は、今から準備を始めるべき時期に入っている。自社の作業フローの中で、どの部分がロボットに任せやすいか、どこに人を集約すべきかを整理しておく。ロボットの民主化が来たときに、それに乗れるかどうかで企業の競争力が大きく変わる。単にロボットを買うのではなく、「ロボットのいる現場」をどう設計するかという事前準備が、今すぐ求められている段階である。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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