AI時代のOTセキュリティ、「盾と矛」勝つのはどちらか?
2026年9月17日に開催された「OT Security Leader's Summit 2026」で、TXOne Networks CEOのテレンス・リュウ氏が基調講演を行った。テーマは、AIの進化で高まる脅威に対抗しながら「止めないオペレーション」を実現するための新しい防御モデルである。TXOne Networksは制御システムのセキュリティを手がける企業で、講演はOT(Operational Technology、制御技術)領域の現場を前提に組み立てられている。
面白いのはタイトルにある「盾と矛」の構図だ。OTの現場は、工場や設備を止めないことが最優先で、パッチ適用や停止を伴う対策が取りにくい。一方で攻撃側はAIを使い、侵入の手順を速く組み立てられるようになっている。防御側が人手で追いつくという前提は崩れつつあり、基調講演の骨子は、防御も攻撃の速度に合わせて自動化しなければならないという点に集約されるだろう。AIの鬼の視点で言えば、OTのセキュリティ議論はこれまでITの対策を数年遅れで追いかける形になりがちだった。しかしAIの登場で、その時間差がほとんどなくなった。工場の現場は、IT側の対策をそのまま移植すれば済むと考えると足元をすくわれる。
中小製造業にとっては、まず「止められない設備は何か」を洗い出すことが現実的な一歩になる。生産ラインの制御機器や、ネットワークにつながっているPCを一覧にし、外部から触れる経路があるかを確認する。大がかりな投資の前に、この棚卸しだけなら社内で今週から着手できる。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
このニュースの全文は、配信元でお読みいただけます。 ITmedia AI+で元記事を読む →


