ホルスAI、CAD設計業務を自動化するAI「Zumen AI」アドイン版をリリース
ホルスAIが、CAD設計業務を自動化するAI「Zumen AI」のアドイン版を2026年10月9日にリリースした。CADにインストールすると、AIに作業を指示して図面から3Dモデルを作ったり、アセンブリを編集したりできる。対応CADはSOLIDWORKS、Autodesk Inventor、Autodesk Fusion、AutoCAD、IJCAD、BricsCADで、iCAD版は近日リリース予定とされる。導入前には14日間の無料トライアルがあり、実際の業務で全機能を試せる。Web版には2D図面から3Dモデルを作成し、中間形式でダウンロードできる無料デモもある。両方に5,000円相当のクレジットが付く。料金は導入時の初期費用が50万円からで、月々の利用料は使用量に応じて0円からの従量課金である。図面や指示文は外部AIの学習に使わず、送信後は即時廃棄する方針が示されている。
面白いのは、「CAD操作の手作業を減らす」と言いながら、本当に削ろうとしているのは設計者の時間の食われ方だという点だ。機械設計の現場では、図面を3Dに起こす作業や過去の図面を活かすための準備が、判断より先に時間を奪う。AIが描き起こしを引き受けるなら、設計者の仕事は描くことから確かめることへ移る。3Dモデルの寸法が図面と合っているか、組み立てが本当に成立するかを見るのは、今後も人の仕事のままだ。価格の並びも興味深い。入口は50万円からと重いが、月額は使った分だけという設計になっている。本当の月額は試してみないと分からない。5,000円相当のクレジットが、その見積もりに足りる量かどうかが判断の分かれ目になる。
中小の製造業にとっての実務的な一言はこうだ。買う前に、寸法と形状が正解として分かっている過去の図面を一枚選び、トライアル期間中にAIに起こさせて、寸法の一致を自分の目で確かめる。そのうえで、使った量から月額の目安を算出する。機械が描いた3Dを鵜呑みにしないこと、それが導入の成否を分ける。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
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