香りを言語化するAI「KAORIUM」が、タカシマヤ ゲートタワーモール開催の「TGM fragrance studio」に登場
2026年10月7日から20日まで、タカシマヤ ゲートタワーモールで開かれるフレグランスイベント「TGM fragrance studio」に、SCENTMATICの香りを言語化するAI「KAORIUM(カオリウム)」が出展する。会場では、AIによる香り診断で館内の人気ショップのフレグランスから好みに合う香りを提案する体験と、行きたい場所や旅先の写真からAIが香りを選ぶ「Fragrance Journey」の2種類が提供される。どちらかを体験すると、対象ショップで使える500円クーポンのもととなるフレグランスカードが渡される。クーポンは税込4,000円以上の購入で1枚使える。体験は無料で、随時受付だ。
AIの鬼の視点で面白いのは、このAIの役割が「香りを当てる」ことではなく「香りを言葉に変える」ことにある点だ。香りは言葉にしにくいという前提があり、店頭の販売員が「爽やか」「甘め」と言い換えるのに苦労してきた。その翻訳の部分をAIに任せるという発想は、フレグランスを売る店側にとって、感覚の商品を言葉で扱えるようにする道具になる。一方で、AIが勧めた香りを買う体験が、本当に香りの好みを発見させているのか、それとも選択肢を絞る役割を果たしているだけなのかは、ここでは検証されていない。店頭でAIの診断を面白がるのと、その結果を信頼して財布を開くのとの間には距離がある。ここを読み違えると、話題性だけのデジタル施策で終わる。
中小企業の実務に置き換えると、この事例の本質は「お客の曖昧な好みを、質問と言葉で具体化する仕組み」の応用にある。飲食店なら味の好み、工務店なら住まいの雰囲気、食品メーカーなら商品の印象を、お客が言葉にしにくい段階でAIに問いかけさせ、その答えを売り場や提案書につなげられる。まず自社の売り場や相談窓口で「お客が最初に口にする曖昧な言葉」を10個書き出し、それをどう具体的な提案に翻訳しているかを確かめるところから始めるとよい。
※ 上記は配信元記事をもとにAIの鬼編集部が要約・再構成したものです。正確な内容は出典元をご確認ください。
このニュースの全文は、配信元でお読みいただけます。 ASCII.jpで元記事を読む →


